この記事でわかること
- 恋愛心理学を使うとどんなメリットがあるのか
- 本当に役立つ厳選の恋愛心理学
「恋愛心理学って本当に効果あるの?」
「多すぎて結局どれを使えば良いか分からない」
”恋愛心理学”はよく聞く言葉ですが、実際ピンときている人はほぼ居ないのではないでしょうか?
「モテたい」と思っている人は一度はYouTubeやネットで検索した事があると思います。
しかし、学んだは良いものの使い方が分からず、結局何も変わっていのではないですか?
学んでも実践しないのは恋愛心理学を使う目的を正しく理解していない+実際に使用するイメージが湧かないから。
本記事では目的と超厳選した効果絶大の恋愛心理学を徹底解説します!
恋愛心理学は何のために学ぶのか?
多くの人は恋愛心理学を「己がモテるため」に使用しようとしますが、これは間違いです。
恋愛心理学の本質的な目的は「女性の警戒心を解いてリラックスしてもらう」事にあります。
女性の恋愛に対する基本的心理を理解しよう
女性は基本的に下記のような恋愛心理を持ち合わせています
女性の基本的な心理
- 男性に守られたい・大切にされたい
- 大切にされるには可愛くいるべきという重圧
- 大切してくれるかを見極めるため警戒心が強い
女性は男性に対して「大切にされたい」と思っており、そのためには自分が可愛く・美しくなければいけない義務感と相手を見極めるための強い警戒心を持っています。
つまり、恋愛対象として認識されるためには女性の強い警戒心を解かなければなりません。
女性の警戒心を解くには主に次のような方法があります
女性の警戒心を解くためには
- 不快を抱かないような第一印象(清潔感)
- 相手の話を正しく”聴く”
- 恋愛心理学等を使って相手を喜ばせる
今回学ぶ恋愛心理学は女性の警戒心を解くため、言い換えれば「女性を喜ばせるため」の手段として使用します。
恋愛心理学の成功を決定づける「返報性の原理」を理解しよう
恋愛心理学を学ぶ前に、まず人間の本質である「返報性の原理」が何かを理解しましょう。
「返報性の原理」とは何?
「返報性の原理」とは相手が自分に奉仕してくれた時、自分もまた相手に奉仕したくなる事です。
この心理の解釈を変えると、自分が常に与える側の意識でいないと、相手もお返しはくれないという事になります。
「〇〇してほしい」と与えられる側の意識でいるといつまで経っても”もらう”ことはできません。
まずは自分が与える側になり、相手が自分に好意を寄せたくなるような言動をするのが恋愛心理学の目的です
”振り向いてもらうため”に恋愛心理学を使うな
”振り向いてもらうため”は「〇〇してくれ」という与えられる側の意識です。
つまり、”振り向いてもらうため”という目的は恋愛心理学の基礎である「返報性の原理」に反していることになります。
あくまで相手が自分に振り向きたくなるような言動を心がけるのが恋愛心理学の鉄則!
この解釈を間違えるとせっかくの恋愛心理学が真逆の効果を生み出すことになりかねません!
こんなスタンスで恋愛心理学を使おう!
恋愛心理学を使用する時には常に以下のような意識を持ちましょう。
恋愛心理学を使う時のスタンス
- どうしたら相手が喜んでくれるか
- どうしたら自分との時間を楽しんでくれるか
- どうしたら自分との時間を心地よく過ごせるか
このように常に女性ファーストの考え方を持ち、”まずは自分から与える”を意識しましょう。
距離感を縮める時に使える恋愛心理学
まずは相手とそこまで親しくない関係値の初期段階時に使える恋愛心理学。
自分の見た目にこだわる「ハロー効果」
「ハロー現象」とは、第一印象がその人の見た目以外の印象(内面)も操作する現象です。
ここでいう第一印象はその人の髪型や肌艶はもちろん醸し出す雰囲気も含まれます。
この第一印象によってその人の中身まで勝手に想像して「〇〇な人」と印象を決定づけます
女性に対してマメに連絡をする人がいるとします。
第一印象が良い人は「マメで素敵な人」、第一印象が悪い人は「しつこい・ウザい人」という印象になります。
このように同じ行動をしても第一印象が違うだけで与える印象が180度変わります。
つまり、ファーストコンタクトでどれだけ良い印象を与えられるかが勝負のポイントです。
この第一印象によって相手の中に作られる印象は、簡単に塗り替える事ができません。
それだけ第一印象は大切なのです。
第三者の声を使う「ウィンザー効果」
「ウィンザー効果」とは、第三者からの評価はその人の印象を大きく左右する事です。
例えば、あなたは「モテている人」を好きになった経験ありませんか?
これはウィンザー効果の一種で”モテる人”=”魅力が高い人”の認識がされ、好意を抱きやすくなるのが理由です。
第三者の声は信頼性が高く、効果は絶大です!
また、相手側の立場になってみても、第三者から評判の良い人と関係を深められるのは嬉しいものです。
一つ注意なのは、ウィンザー効果は同様に悪い評判にも効果を発揮するので、常日頃から良い人間関係を築けるように生活しましょう!
ウィンザー効果は恋愛だけではなく、周りに良い人が集まるメリットもありますね!
さらに踏み込んだ関係になりたい時の恋愛心理学
少し親しくなり、さらに相手との関係性を深めたい時や初デートの時に使える心理学です。
勝手に楽しい気分になれる「ランチョンテクニック」
「ランチョンテクニック」とは、美味しい食べものを一緒に食べた相手の印象が良くなることです。
”美味しい食事の時間”=”楽しい”=”あなたと過ごす時間が楽しい”
こんな風に”食事”が勝手にあなたを良い印象に結びつけてくれます。
ビジネスや政治の場で”会食”が重宝されるのもこう言った理由です!
この事から、初デートをするのであれば、1〜2時間程度の食事(できれば昼)がオススメです。
初デートはお互い緊張するもの。デート時間が長くなりストレスに変わってしまう前に1〜2時間程度で切り上げると良いでしょう。
相手に合わせる「ミラーリング」
「ミラーリング」とは自分と似た行動をする人に親近感や好感をを感じる事です。
ミラーリングの実践例
- 歩く速度を相手に合わせる
- 食べる速度を相手に合わせる
- LINEの返信速度・頻度を相手に合わせる
- 会話のスピードを合わせる・話を繰り返す
このようなミラーリングを使用する事で相手はあなたと過ごす時間にストレスを感じにくく、落ち着ける時間になります。
ただし、話し方や口調を過度に真似たりすると相手は「バカにされている」と感じる事もあるので注意です。
仲間意識が生まれ、警戒心が弱まるので意外な本音が聞き出せたりします!
特別感を演出する「秘密の共有」
「秘密の共有」とは2人しか知らないを共有し、特別感を演出する事です。
秘密を共有すると相手は「心を開いてくれている」「信頼してくれている」と感じ、グッと距離が縮まり、自分の秘密も開示してくれるようになります。
また、普段は見せない”弱み”等を共有すると、ギャップが生まれることでより効果を発揮します。
ある程度デートを重ね、信頼関係が築けた段階で実践するのがベストです!
長く良い恋愛を続けるための恋愛心理学
ここからは付き合った後、良い恋愛関係を長く続けるための恋愛心理学をご紹介します。
思い込みの力「確証バイアス」
「確証バイアス」とは自分が「こうだ!」と信じた情報以外は脳が受け付けなくなる事です。
ここで恋愛関係が上手くいなかい「負の確証バイアス」の例をご紹介します。
やってはいけない「負の確証バイアス」
- 彼女の浮気を疑う(実際はしていない)
- 彼女がそれに感付き、束縛を感じる
- 束縛から逃れるために本当に浮気されてしまう
この様に、相手に対する思い込みが引き起こす言動によって、悪い思い込みが現実になってしまいます。
「負の確証バイアス」は信頼関係を崩壊させる決定的な原因になります!
逆を言えば、これを「良い確証バイアス」に変えると恋愛関係は良い方向に向かいます。
実践すべき「良い確証バイアス」
- 自分は最高の彼女を持って幸せと感じる
- 日々感謝し、彼女もそれに感づき幸せな気持ちに
- 彼女側もあなたに対して気持ちを返してくれる
この様に、良い循環が生まれる事でお互いがWIN-WINな関係になり、良い恋愛関係が長続きします。
思い込みが持つ力はあなたが思っているより絶大です。
良い・悪いどちらにも働くので扱いには注意しましょう!
自分の感情で対話する「I(私)メッセージ」
「I(私)メッセージ」とは、自分が感じた感情のみにフォーカスして、相手に伝える事です。
相手に感情を伝える時には2種類の方法があります。
2種類の感情の伝え方
- I(私)メッセージ・・・
自分の気持ちにフォーカスを当てた表現 - YOU(あなた)メッセージ・・・
相手への要求や否定が含まれた表現
感情を伝える時は「I(私)メッセージ」を使用した方が、相手により深く伝わり、さらに改善に向けて意欲的になってくれるケースが多いです。
実際の会話例を使ってそれぞれの印象を見てみましょう。
YOU(あなた)メッセージの例
なんで〇〇してくれないの?約束したじゃん!
なんで〇〇は私との時間を作ってくれないの!?
この様な言い方では相手は自分が否定されている・責められている気がして「もういいよ!」となってしまいますよね。
ではこれを自分の感情にフォーカスを当てた「I(私)メッセージ」にしてみるとどうでしょう?
I(私)メッセージの例
〇〇してくれると助かるな〜
一緒にいる時間が少なくて寂しい、時間作ってくれると嬉しいな
この様に自分の感情にフォーカスして伝える事で、不快に感じるどころか、相手には罪悪感が芽生え、改善に向けて意欲的になってくれます。
表現方法を変えるだけで聴こえ方が全然違ってきますね!
さいごに
最後にもう一度、大切な事を伝えさせて下さい。
恋愛心理学は決して「自分が好かれるため」ではなく「相手の警戒心を解くため、リラックスさせるため、喜ばせるため」に使用してください。
これを間違えるとせっかく学んだ恋愛心理学も水の泡です、、
相手が喜ぶことを想像して使うことこそ、恋愛心理学の正しい使い方と言えます。
あなたの素敵な恋愛のきっかけになる事を祈っています。