この記事でわかること
- 自己肯定感とは何か?
- 自己肯定感が低い人の特徴
- 自分を好きになるにはどうすれば良いか
「自分の事が好きになれない」
「自分に自信が無く、恋愛に積極的になれない」
こんな悩み、誰もが一度は抱いたことあるのではないでしょうか?
自己肯定感が低い人の特徴
- 何をやっても自信が持てない
- 常に周りにどう思われているか気にする
- 自分と他人をスグに比較してしまう
- 自分なんて、やっても無駄とスグ諦めてしまう
1つでも当てはまるものがあったあなたは、自分に自信がない、満足できていない、自分に対して何かしらの不満を抱えているのではないでしょうか?
自己肯定感とは何か?正しく理解しよう!
”自己肯定感”とは自分を好きになるための第一歩であり、”自信”が無くても持つ事ができるものです。
しかし、”自己肯定感”と”自信”をごちゃ混ぜにして理解している人は多い。
”自信”無くても自分を好きになれるってよくわかりませんよね。
まずはそれぞれの意味を正しく理解しましょう!
”自己肯定感”とは何か?”自信”との違い
よく自分を好きになるためにはこんな事が必要と聞いたことありませんか?
自信を磨くための行動
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 自分の良いところを見つける
- 常にポジティブな感情でいる
これはあくまで”自信”を養うための行動であり、”自己肯定感”を高めるものではありません。
”自己肯定感”が低い人が、この”自信”をつけるための行動をしても自分の事が好きになれることはありません。
だから結局、多くの人が自分を好きになれずに辞めていくのです。
では”自己肯定感”と”自信”の違いは何なのでしょうか?
”自己肯定感”とは「ありのままの自分を受け止め、自己の否定的な面も含めて、自分が自分であっても大丈夫という感覚のこと」です。
つまり、自分が今どんな状態にあっても(自信が無くても)、解釈次第で誰でも身につけられるもの。
「自分はこれで良いんだ」と、どんな自分にも価値を感じられる感覚です
対して、”自信”とは「自分がある状況において必要な行動を上手く遂行できると、自分の可能性を認知していること」です。
つまり、自分で自分を認められていない”自己肯定感”が低い人には”自信”をつけるなんて到底できません。
”自信”をつける前にまずは”自己肯定感”を養うことが重要なのです
最終的なゴールは”自尊心”を磨くこと
自分を本当の意味で好きになるには、”自尊心”を磨く必要があります。
”自尊心”とは自分自身に価値を感じ、何をやっても上手くいく気がする、いわば最強のメンタルです。
”自尊心”を磨くには、”自己肯定感”と”自信”の両方が必要不可欠なのです。
本記事では自分を好きになるための第一歩である”自己肯定感”にフォーカスを置いています!
自己肯定感が低いことのデメリット
自己肯定感が低いことには自分に自信が持てないだけではなく、恋愛をはじめ、日常の様々な場面で負の連鎖が起こります。
特に日本人は諸外国に比べて、”自己肯定感”が低い国民です。
これは日本の”減点方式”の義務教育が原因であると言われています。
100点である事が正義とされ、バツをもらう、失敗することに対して、不安や恐怖が大きいのです。
子供が一番承認して欲しい存在は親。その親の期待に応えるために、嫌われない様に、自分の気持ちを押し殺して、育っていくのです。
こうして多くの日本人の”自己肯定感”が下がっていくのです、、
何をやっても自信が持てず、負の連鎖
”自信”とは”自己肯定感”があって初めて成立するものです。
”自己肯定感”が低いうちに、自分の長所を探してみたり、何かにチャレンジしてみたり、”自信”をつける行動をすると大抵失敗します。
そして、「結局、俺って何にもできないな」と返って自分を責めてしまうことに。
努力してるのに報われないって一番辛いですよね、、
こうなると、自分を否定してしまう状況が当たり前になり、改善する努力をする事すら難しくなります。
恋愛・仕事・友人あらゆる人間関係が上手くいなかい
自己肯定感の低さは自分の気持ちだけでなく、自分と関わる人間関係にも大きく影響をもたらします。
本記事では恋愛におけるデメリットをピックアップします
恋愛におけるデメリット
- 些細な事で自分が嫌われたと勘違いする
- 承認欲求を埋めるために束縛体質になり、敬遠される
- 相手を肩書きや外見でしか判断できなくなる
- ネガティブのため、良い人が寄ってこない
- 自分磨きを怠り、出不精になる
- 続かない適当な恋愛を繰り返してしまう
このデメリットは、一見、自分に自信がありそうなイケメンや社会的地位が高い人も例外ではありません。
「仕事では成功しているけど、恋愛はボロボロ」
「イケメンなのに実は、自信が持てなく否定的」
こんな事はザラにあります。
そんな人でも悩むくらい”自己肯定感”が低いのが当たり前になってしまっているのです
【当てはまったら注意】自己肯定感の低い人の特徴
自己肯定感が低い人にはどんな特徴があるのでしょうか?
自分に当てはまるものが無いかどうかチェックしてみましょう。
自己肯定感が低い人の特徴
- 承認欲求が高く、他人に依存しがち
- 物事をネガティブに捉えてしまう
- スグに自分と他人を比較してしまう
- 人の目線を気にして自分の意見が言えない
承認欲求が高く、他人に依存しがち
自己肯定感が低い人は自分で自分を認められない分、他の誰かに埋めてもらおうとします。
また、自分を必要としてくれる人が居なくなるのを恐れて、複数人と関係をもったりします。
恋愛相手がコロコロ変わる人やワンナイトが多い人は、自己肯定感が低い傾向があります。
自分が傷つく可能性が低い遊びの関係の方が気楽なのです
物事をネガティブに捉えてしまう
自己肯定感の低い人は「自分はダメだ」というフィルター機能があります。
そのため、どんな些細な事・良い言葉であってもマイナスの意味にしか捉えられなくなってしまうのです。
自分で勝手にネガティブな方向に考えて沼にハマってしまうんですよね、、
スグに自分と他人を比較してしまう
自己肯定感が低い人は、承認欲求が高いため、自分と他人をの価値をスグ比較します。
そして、自分より優れている人を見ると、ダメな自分にOKを出せないため「自分はなんてダメな人間なんだ」と自己嫌悪に陥ります。
その自己嫌悪が時に、嫉妬心や怒りに変わったり、情緒不安定な状況が続きます。
自己肯定感が低い人は自分の価値は他人と比べてどうなのか気になって仕方ないのです
人の目線が怖くて自分の意見が言えない
自己肯定感が低い人は、承認欲求が高く、否定される・嫌われる事を極端に恐れます。
そのため、自分の思っている事を相手に伝えられず、不満が溜まっていき、後に爆発し、自分の殻に閉じこもります。
心で我慢している事は表情や態度にも出るので、印象が悪くなる事も、、
自己肯定感を高める方法
では、自己肯定感を高めるにはどうしたら良いのでしょうか?
自己肯定感を高める方法
- 事実に対する受け取り方(解釈)を変える
- 完璧主義をやめる
- 課題の分離で承認欲求を弱める
- 頭の中の批判家と戦う
- 批判的な人がいる環境に身を置かない
事実に対する受け取り方(解釈)を変える
”自己肯定感”が上がるか、下がるかの分岐点は、事実に対する受け取り方つまり、解釈にあります。
簡単に言うと「事実を自分がどう受け取るか」です。
恋愛におけるフラれてしまった時の2種類の解釈の仕方を比較してみましょう
ネガティブな受け取り方
結局フラれてしまった、頑張ってたのが馬鹿みたい
ポジティブな受け取り方
フラれたけど、自分磨き頑張ったし悔いはない。次に繋げよう!
このように解釈によって”自己肯定”になるのか、”自己否定”なのかが決まってしまいます。
今回は”フラれた”というネガティブな話題を採用しましたが、このネガティブな感情の時ほど、事実をどう捉えるかで自己肯定感が上がるか、下がるかが決まります。
つまり、事実の受け取り方(解釈)を変えることで”自己肯定感”を上げることができます。
このように”できなかった自分”より”できた自分”にフォーカスを当て、自分を認めてあげる(肯定してあげる)事が大切です。
解釈を変えても誰にも迷惑はかかりませんから、都合の良いように解釈してしまいましょう!
ただし、解釈を変える時に邪魔者になるのが”完璧主義”です。
完璧主義をやめる
あなたの中には今までの環境で培われた”解釈フィルター”が存在します。
”自分を肯定する要素を選別するポジティブフィルター”と”自分を否定する要素を選別するネガティブフィルター”の2種類あります。
もちろん前者の方が良いのですが、このフィルターを取り替えるのが中々難しいのです
この否定的な要素を選別し、悲観的な解釈をしてしまうネガティブフィルターの大きな要因が”完璧主義”です。
完璧主義の人はその名の通り、完璧を目指しますが、失敗した時に理想との大きな負のギャップが生まれます。
この負のギャップが、あなたにネガティブなフィルターを作ってしまうのです。
では完璧主義をやめるためにはどうしたら良いのでしょうか?
完璧主義である事は、自己満足以外にメリットは何一つありません。
むしろ、この完璧主義がネガティブフィルターの元凶なのです。
完璧主義を卒業するには、メリットが無い事を理解し、「まずは失敗しても良いから取り組んでみる」を意識をする事がポイントです。
失敗しても良いと思えれば、気楽ですし、ポジティブフィルターに変える事ができますね!
課題の分離によって承認欲求を弱める
自己肯定感を邪魔している一つであり、完璧主義の要因でもあるのが、”他人からの評価を気にしてしまう事”です。
これでは他人からの評価でしか自分を評価できなくなり、これでは自己肯定感は下がる一方です。
ここで使えるのが有名な心理学者が提唱した”課題の分離”です
相手が自分をどう見るか・評価するかは、自分にはコントロールできない”相手の課題”です。
気にしても仕方ない”相手の課題”ではなく、自分にできることに集中する事で他者の評価や完璧主義から解放されます。
同時に相手の自己肯定感を阻害しないためにも、”相手の課題”にも踏み込まず、期待しない事が大切です
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【これで幸せ確定】恋人に期待しなければ恋愛は上手くいく
頭の中の批判家と戦う
自己肯定感が低いあなたの頭の中には、もう一人の悪魔の囁きをするあなたがいます。
この悪魔はあなたに、「お前は他の人と比べてダメな人間だ」「何をやっても無駄だ」と批判をしてきます。
この批判悪魔に対して、決して屈指ず、「そうではない、俺は大丈夫だ」と戦うことが大切です。
自分の敵は自分!放置すると支配されて自己肯定感を低める原因に、、
批判的な人がいる環境に身を置かない
環境はあなたに絶大な影響を与えます。
例えば、どんなに優れた人でも関わる人間がダメであれば廃れていきますし、どんなにダメな人間でも優れた人間といれば引き上げてもらえます。
これを自己肯定感にも置き換えられます!
自己肯定感を高めたいのであれば、批判的な言動ばかりが目立つ環境には身を置かないこと。
対等な関係であり、お互いを認め合い、高めあえる仲間がいる環境に自分を置くことをオススメします。
実は上下関係が厳しい環境は自己肯定感を上げるのには適さないのです、、
さいごに
本記事を読んであなたはどのような解釈をしましたか?
「何1つ理解できなかった」「自分にはできそうもない」
こんな風にネガティブに受け取った方も多いはずです
しかし、それで良いんです。全部完璧に理解しようとしなくて構いません。
「成長しようとした自分すごい」「スグできなくても大丈夫」と自分を肯定してあげましょう。
そう思えた瞬間からあなたの自己肯定感は上がり始めています
大切なのは、この記事を読み終わった後に、事実に対する解釈を少しづつポジティブなものに変える事です。
解釈を変え、自己肯定感を上げることができれば、今より100%自分のことを好きになることができるでしょう。