この記事でわかること
- マウントを取ることによるデメリット
- マウントを取ってしまう心理
- マウントを取らない様にするためには
女性が嫌う男性の特徴で最も多いのは”マウントを取ってくる男”。
もう少し具体的に言うと「自慢話が多い」「プライドが高い」などの特徴が挙げられます。
こうゆう男は自分で「カッコいい」と思ってるのかも知れないけど、女子から見たらウザいだけ!
マウントを取ることは恋愛だけでなく、仕事や友人などあらゆる人間関係に悪影響を及ぼします。
本記事ではマウントを取ってしまう自分の心理と改善方法をご紹介します!
マウントを取ることで起こるデメリット
男性は基本的に見栄っ張りなので、自分を大きく見せようとマウントを取ってしまう人が非常に多いです。
相手に対してマウントを取ることには以下のようなデメリットがあります。
マウントを取るデメリット
- 人から嫌われる・信頼を失う・離れていく
- マウントを取ることが癖になってしまう
ちなみに、マウントを取ることにはメリットも1つだけあり、自分の承認欲求が一時的に満たされることです。
ただし、あくまで一時的であり、その後スグに承認欲求を求めてマウントを取ってしまいます。
人から嫌われる・離れていく・信頼を失う
自分がマウントを取られた側だとして想像してみてください。
上から目線だったり、見下されるするような言動を取られると、ムカつきますし、その人の事を嫌いになりますよね。
そんな人の周りには誰も寄り付かず、気づいたら孤独になっているなんて事も。
人間関係は修復するのが難しいので、恋愛をはじめ、人生において致命的なダメージです
また、マウントを取る人は、実力が伴わない”口だけ”のパターンが多いため、信頼も失います。
「あいつ調子乗ってるけど結局何にもできないよな」
なんて陰で言われているかも知れません。
仮に”口だけ”でないとしても、見下すような態度を取ると印象は最悪に、、
マウントを取る事が癖になってしまう
マウントには中毒性があり、中々自分では辞められません。
マウントを取る人はマウントを取る行為で”優越感”を得ていて、これはマウントを取る事でしか得られません。
このタイプは、この”優越感”でしか自分自身を認める(自尊心)ことができない傾向があります。
つまり、マウントを取る事でしか自分の自尊心を保てなくなってしまうのです。
こうなると改善するのが難しく、一生人が寄り付かなくなってしまいます
マウントを取ってしまう理由
ではなぜ人はマウントを取ってしまうのでしょうか?
その理由を人が持つ心理を使って解説します。
あなたがマウントを取ってしまう心理
- 他人と比較して自分が優れていると感じたい
- 自信の無さを”格下の存在”を作り、隠したい
他人と比較して自分が優れていると感じたい
私たちは学校や会社、常に誰かと比較される環境に置かれています。
そのため、「他人と比べて優れた存在でいたい」という優越欲求が強烈にインプットされているのです。
これは誰しも持ち合わせている一種の本能の様なものです
そんな優越欲求があるので、他人に比べて自分の方が劣っていると認めるのはかなりのストレスになります。
そのストレスを避けようと、自分自身を守るためにマウントを取ってしまうのです。
自信の無さを”格下の存在”を作り、隠したい
特に、自信がない人・自己肯定感が低い人はマウントを取りたがる傾向があります。
自信の無さから出るマウントの心の動き
- 他人と比較することで自分の弱さが浮き彫りになり
- その弱さを認められない・認めたくない感情に駆られ
- ”格下の存在”を作ることで自分は弱くないと思い込みたい
この様に、自分の価値を上げるのではなく、人の価値を落とすことで自尊心を保とうとします。
これは誰しもグサッとくる様な、一度は経験した事がある事実ではないでしょうか?
【当てはまったら注意】マウントの種類別タイプ
自分はマウントを取るようなタイプじゃない。
そう思う人は以下で紹介するタイプに当てはまっていないか確認して見てください。
ここからは過去いろんな男性を見てきた私がタイプ別に紹介していきます!
当てはまるものが無いかチェックして見ましょう!
自分の話ばかり・自慢話が多い人
俺学生の頃かなりモテたんだよね〜、今は忙しくて全然恋愛できないけど
マウンティングで一番多いのが”自慢話”をするタイプ。
このタイプは、モテる自慢や収入が高いなど自分の武勇伝をひたすら語りたがります。
相手の話を聞くより、ただ相手に「凄い」と思って貰いたい、自分が上に立ち主導権を握りたいという心理。
このタイプは女性側の意見なんて全く聞いてくれなくて、一緒にいてつまらないです!
何でも遠回しに否定するタイプ
最近で出会い頑張ってて凄いね〜、恋愛って無理してするものじゃない気がするんだよね〜
多分時間の無駄だと思うよ、まあ自分がやりたいならいいけど
相手の意見や努力を否定したがるタイプ。
このタイプは会話の中に「でも」「いや」が頻繁に入るのが特徴。
相手の努力を無意味だと指摘することで、自分の方が優位にいることを示したい、本当は自分に興味を持って貰いたいのが心理。
「教えてあげてる俺頼りになる」なんて思ってそうだけど、否定ばかりされたら単純にムカつく
頼んでもないのに助けてくるお節介タイプ
〇〇さんってもっと化粧変えたらモテそうなのにね〜
知り合いの美容詳しい人紹介しようか?
なんか最近元気なくない?何でも俺に相談してよ!
頼んでもいないのに自分の事を助けたり、アドバイスしてくるタイプ。
実は相手の力になりたい気持ちはほぼ無く、相談される・アドバイスする自分の方が立場が上であると示したい心理。
このタイプは自分ではマウンティングしてるつもりはなく無意識な場合が多いので、一番改善が難しい面も。
”された”側は惨めな気持ちを抱くこともあるので注意。
一見、印象は良いんだけど、後から考えると上から目線で不愉快になるかも、、
必要以上に自虐するタイプ
〇〇さんは色んな男性と仲良くて凄いよね、俺は決めた人としか仲良くできなくて、、
〇〇さんは好きな人と付き合えていいね〜、俺は全然興味ない人ばっかに言い寄られて
一見気づきにくい、自虐の中にマウンティングが入っているタイプ。
「自分はダメだけど、、」と自虐している様に見えて、ダメでも成立する自分を認めさせたい、相手が良かれと思っていることを否定したい心理。
”自分を下げて相手を上げる”様に見えて、実は”自分を下げる様に見せかけて上げ、相手をさらに下げる”。かなりのマウンティング上級者。
「ダメな俺にも勝てないの?」って言われている気がして一番タチ悪い!
マウントを取らない様にするには
ではマウントを取らないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
マウントを取らない様にするために
- マウントを取りたい自分を認める
- ”敵対心”を捨て、”競わない”を意識する
マウントを取りたい自分を認める
どんな人格者であっても、全ての人にマウンティングしたい欲求は必ず存在します。
つまり、マウンティングしたい欲求を0にするのは不可能なのです。
ではどうすれば良いか、自分のマウンティングしたい欲求を「本能だから仕方ない」と認めてあげれば良いのです。
自分を責めたり、無理に辞めようとしても、それは自分の本能を否定しているのと同じなので、結局続きません。
まずは、”認めてあげる”のが第一歩です!
敵対心を捨て、相手と競わないことを意識する
一番の解決策は、相手に対する敵対心を捨て、競わないこと。
マウントを取るときの心理は、
「なんで自分の方が優れているのに」
「自分の方が努力しているのに」
こんな相手への”敵対心”から自分の存在を認めさせるためにマウンティング欲求が生まれています。
”敵対心”を剥き出しにマウントを取れば、相手も”敵対心”を抱き、マウントの取り合いになってしまいます
そんな時に、まずは「自分は今マウントを取って相手より優位に立ちたいんだな」とマウントしている自分を認める。
そして、マウンティング欲求を高めてしまう”敵対心”を捨て、相手と競わない、そもそも戦いの土俵に立たない事を意識するのが大切です。
”マウントを取ると嫌われる”の前提を理解していれば、きっと出来るはずです!
マウントを取られた時の対処
この2つができればマウントを取られても平気
”自分のマウント欲求を認める”、”相手に対する敵対心を捨てる”この2つができれば相手にマウントを取られた時にも対処できます。
マウントをと取られたら
- 自分のマウント欲求を認め、敵対心を捨てる
- 相手のマウント欲求にも寛大になれる
- マウントを取られても気にならなくなる
- 相手のマウント対象から外れる
マウントを取る側が一番嫌うのは”ノーリアクションでマウントの取りがいが無い人”です。
意識するポイントは相手のマウンティングに対して同情・共感し、相手のマウンティング欲求を認めてあげること。
逆に反抗すればするほど、相手の”敵対心”を増幅させ、マンティングがエスカレートしていきます。
相手との間に上下関係を作らせないのが基本の対策です!
マウントを取られた時の切り替えし方
マウントを取られた時には以下の様に切り返すとマウント対象から外れる可能性が高いです!
自分の話ばかり・自慢話が多い人
俺学生の頃かなりモテたんだよね〜、今は忙しくて全然恋愛できないけど
へぇー、そうなんだ!
このタイプには、興味の無さそうな返事を繰り返し、話を終わらせようするのが効果的。
相手は「自分は凄い」と認めさせたいのに興味が無いと分かり、去っていきます。
遠回しに否定してくる人
最近で出会い頑張ってて凄いね〜、恋愛って無理してするものじゃない気がするんだよね〜
確かにそうかもね〜(実際には相手の意見は聞かない)
このタイプには、相手の否定を受け入れてしまうのが効果的。
受け入れることで、これ以上相手が否定する余地を与えません。
頼んで無いのに助けてくるお節介な人
〇〇さんってもっと化粧変えたらモテそうなのにね〜
知り合いの美容詳しい人紹介しようか?
ありがとう!でも今度友達に紹介してもらうから大丈夫!
このタイプには、相手の意見に納得する姿勢を見せた上で、その人には頼まないのが効果的。
頼んでしまうと、相手との間に上下関係ができてしまうので、マウントが続く可能性があります。
必要以上に自虐する人
〇〇さんは色んな男性と仲良くて凄いよね、俺は決めた人としか仲良くできなくて、、
そうなんだ〜、私が誰か紹介しようか?
このタイプには、自分がお節介なアドバイスをする側に回るのが効果的。
相手はアドバイスされると自分が下手に回ってしまうので嫌います。
さいごに
マウントを取りたい欲求は誰にでもあるもので、自分を責めるものではありません。
しかし、マウントを取ると恋愛・仕事・友人、あらゆる人間関係において毛嫌いされ、人が離れていきます。
マウントを取らないために
- マウントを取りたい自分を認める
- ”敵対心”を捨て、”競わない”を意識する
この2つを意識することで、マウントしたい欲求を大幅に軽減できます。
恋愛を始め、”マウントを取る”という何のメリットも無い行為を改善し、良い人間関係を築けることを願っています。